大学の探し方

さて、それでは留学する大学の探し方を説明していきます。アメリカの大学は、大きく分けて2種類の大学があります。それはUCLAやスタンフォード大学のような4年制の大学(University)と、基本的な教養課程を学ぶ2年制の大学(College)です。これだけでは違いが何も分からないので、それぞれ詳しく説明していきます。

・四年制大学(University)
これは、日本の国立大学などと同じように、教養課程と専攻課程、さらには大学院までひとつの学校で終わらせる大学です。大学にもよりますが、レベルの高い学校ではSATやTOEFLなどを要求する場合がほとんどです。もちろん高校の成績も提出する必要もあります。

・二年制大学(College)
この大学は、各地域の税金や寄付で運営されており、カリフォルニア州だけで数百校以上あります。高校さえ出ていれば、日本の大学のように入試などは無く、どこの二年制大学もレベルに差はありません。ここでは、四年制大学で学ぶ教養課程を学ぶことが出来ます。また、四年制大学よりも多彩な専攻があり、それが目的で入学する人もたくさんいます。しかし、ほとんどの学生はここで教養課程を学び、他の四年制大学(UCバークレーやUCLA、CSUロングビーチなど)へ転学し、専攻課程から学びます。ちなみに、私も二年制大学から目的の4年制大学へ入学しました。

 

それでは、この二つの大学の大きな違いは何か?ということですが、それはなにより学費です!四年制大学では留学生の場合、授業料だけで一年間に約34,000ドルは必要になります。これはUC系の大学の場合で、私立となるとこの数倍はかかります。ちなみに生活費はこれに含まれません。

しかし、二年制大学だと、授業料が一年間に約7,000ドルから10,000ドルで授業を受けられます!なのでほとんどの留学生の方は、ここで四年制大学の1年生から2年生の間に学ぶ教養課程を、二年制大学で終わらせ、専攻課程で他の四年制大学に転学していきます。

ちなみに、この方法は留学生だけではなく、現地の学生も同じように四年制大学に転学していきます。やはり、みんな四年制大学のためにお金をセーブしたいらしいですね。

それでは、今日はこれぐらいにしてと。して、ちなみに次は、主題の大学の探し方をご説明します。

ではでは、失礼します。

留学の流れ

まず最初に、アメリカ留学を決めてから留学すまでの、簡単な流れを説明していきたいと思います。

  1. 大学探し
    留学を決めたらまず行うのがコレです。ここでしっかり調べて学校を決めないと、後々必要以上に苦労する可能性があるので注意してください。後々、他の記事で学校の探し方など詳しく説明します。
  2. F-1ビザを取得する
    日本人がアメリカの大学に留学する場合、このF-1ビザ(学生ビザ)の取得が必要不可欠です。ただしアメリカに入国してから90日以内に日本に帰国する場合は、観光ビザとしてアメリカに入国するため、F-1ビザは必要ありません。なお、最初に観光ビザでアメリカに入国し、その後、F-1ビザに変更することはできません。
  3. 留学中の滞在先を決める
    留学しても、住むところがなければ話になりません。ほとんどの留学生は、学校の寮、ホームステイ、アパートメントなどで生活しています。
  4. 留学!
    上記のことが終わったら、いよいよアメリカに留学です!航空券を買うときは、片道よりも往復のほうが割安になるため、次に日本に帰ってくる日が決まっている場合は、往復で買うことをお勧めします。

これが、アメリカの大学へ留学するまでの簡単な流れです。実際にコレをやってみるとわかるのですが、最低限の英語力(中学卒業レベル)があれば、実は非常に簡単にアメリカ留学は出来てしまうのです。

よく、留学サポート会社や団体に多額のお金を払って、手続きを代行してもらい留学される方がいますが、この程度の手続きは非常に簡単なので、自分自身で行うことを強くお勧めします。本当に中学卒業レベルの英語力で十分です。と言うよりむしろ十分すぎます。

厳しいことを言うようですが、この簡単な手続きを自分で出来ないようでは、留学後に授業についていくのはもちろん、アメリカで生活していくのは難しいと思います。

いろいろ厳しいことも書きましたが、ただ私が言いたいのは、留学するのは非常に簡単だということです!これに留学サポート会社など利用し数万円から数百万まで払う必要はありません。そのお金はぜひ学校の授業料や生活費に当ててください!

それでは、この記事では留学までの簡単な流れを説明しましたので、今後は、ひとつずつ詳しく説明していきます。

この記事があなたにとって、少しでも参考になればうれしいです。
ではでは、失礼いたします。